噂にたがわぬ息を飲むばかりの原稿でした。
数千枚の原稿が、桐タンスのなか、作品ごとに封筒にひとつひとつ丁寧に保存されてました。完成原稿、未完のもの、切貼りした残りをジグソーパズルの如く推測するしかなくなったもの、さまざまありますが、その一部の様子をお知らせします。
また、今回原稿リストもお姉さま、ポンピドーさんの校正を経たものをいただいて参りました。近々アップの予定です。
二十年以上何度と無く眺めてきたページですが、新書サイズからいきなりA4サイズ(原稿自体はB4程度)の画面で見ると、さまざまなニュアンスが飛んでいることを思い知らされました。
みなもと先生の追悼文にあった『那羅原伝説(ならわらでんせつ)』本伝の下書きらしきものです。一部ネームがペン入れされてますが、未完です。『那羅原伝説』は『白い霧の物語』のほか、『白い霧…』の材料の切貼り材料になったものなど、ちょっと交錯してます。
(たかはし@梅丘)