サンコミックス/朝日ソノラマ 初版=昭和52年3月
主にビッグコミックオリジナルを中心に発表された青年向けマンガを収める。
コミカルなタッチの作品から重苦しく救いのない作品、切なく胸に迫る作品まで、人生の断片、とりわけ男女の機微を繊細かつ鮮やかに切り取ってみせるあすなひろしのペンの冴えは、ただ見事の一言に尽きる。
(はまっちさん)
「電話殺人」実は本書で一番好き。気の抜けた主人公たちの安堵の表情がイトオシイ。
(たかはし@梅丘)